ときには、画像は正しいのにアスペクト比が違うことがあります。
縦長の写真はスマホでは見栄えがよくても、YouTubeのサムネイル、ブログの表紙、プレゼンのスライド、Webサイトのバナーなどで使うと、大きな余白が生まれてしまうことがあります。16:9にトリミングすると、かえって状況が悪化することも——被写体や背景、重要なディテールを切り落としてしまう可能性があるからです。
AIによる画像の拡張は、もう1つの選択肢を提供します。
元画像をトリミングする代わりに、キャンバスを拡張して、AIに足りない部分を生成させることができます。シンプルなプロンプトで、縦長・正方形・細長い画像を、メインとなる被写体をそのままに自然な16:9の画像へ変換できます。
XPTで画像を16:9に拡張する方法
XPTなら、キャンバスの手動リサイズ、背景のクローン、生成塗りつぶし系ツールをレイヤーごとに重ねるといった作業は不要です。
画像をアップロードし、XPTに16:9へ拡張するよう指示して、どこを変えずに残すべきかを説明してください。

ステップ1:画像をアップロードしてXPTに拡張を依頼する
拡張したい画像をアップロードします。
次に、XPTにしてほしいことを正確に説明してください。効果的なプロンプトには、次の3点を含めると便利です。
- 対象のアスペクト比:16:9
- 拡張したい方向または領域
- 変えないでほしい要素
たとえば、次のようにします。
| 使用例 | プロンプト |
|---|---|
| 一般的な画像拡張 | この画像を16:9の横長形式に拡張してください。左右両方の余白を自然に背景として広げてください。メインの被写体、顔、服、ポーズ、照明、そして元のビジュアルスタイルはそのまま維持してください。 |
| 縦長の写真 | この縦長の画像を、左と右にシーンを拡張して16:9の横長画像に変換してください。人物はまったく同じにし、既存の背景の自然なつながりを生成してください。 |
| 屋外写真 | この画像を横方向に16:9へ拡張してください。空、風景、照明、周辺環境を自然に続けてください。メインの被写体をトリミングしたり変更したりしないでください。 |
| 商品写真 | この商品画像を16:9に拡張してください。ただし、商品のサイズ、形、色、位置、ブランド要素はそのままにします。拡張するのは周囲の背景のみです。 |
XPTに、変えてはいけない部分をより明確に伝えるほど、元画像を保ちやすくなります。

ステップ2:拡張された領域を確認する
新しい画像が生成されたら、AIによって追加された端の部分を確認します。
次の点に注目してください。
- 同じものやパターンの繰り返し
- 壁・家具・建物などの歪み
- 人物の顔や身体の変化
- 矛盾した影や照明
- 元画像と生成された領域の間の不自然なつながり
画像がすでに自然に見えるなら、そのまま使えます。
もし何かが不自然に見える場合でも、最初からやり直す必要はありません。
ステップ3:別のプロンプトで画像を微調整する
より具体的な指示で、同じ画像の編集を続けます。
たとえば:「人物はまったく同じにしてください。左側の拡張領域だけを再生成してください。左側のガラス部分に、柔らかい白いシアーカーテンを追加し、既存の部屋・照明・遠近感になじむようにします。カーテンは軽く、少しだけ透けて見えるようにし、人物を覆ったり重ねたりしないでください。他はすべて変更せず維持してください。」

特に、元画像にストリート、部屋、人混み、建物、詳細な風景など複雑な背景が含まれている場合に役立ちます。
トリミングではなく、いつ画像を拡張すべき?
AIによる画像の拡張は、トリミングによって重要なものが削れてしまうときに最も効果的です。
よくある用途は次のとおりです。
- 縦長の写真を16:9のブログの表紙にする
- YouTubeのサムネイルを作る
- Webサイトのヒーローセクション用に画像サイズを調整する
- プレゼン向けに正方形のSNS画像を最適化する
- 縦長のAI画像をデスクトップ壁紙にする
- バナーや広告用に商品写真を拡張する
- 既存の画像を別のプラットフォーム向けにリフォーマットする
トリミングも、被写体の周りに不要な余白が十分ある場合には有効です。しかし、元画像全体を残したいなら、キャンバスを拡張する方が、たいていより柔軟に対応できます。
最初から作り直さずに画像を拡張する
アスペクト比が合っていないからといって、画像を作り直す必要はありません。
XPTなら、元画像をアップロードしてAIに16:9へ拡張させ、プロンプトで生成された領域をさらに微調整し続けられます。ポイントはシンプルです:AIに「拡張する範囲」と「絶対に変えない部分」を伝えること。そうすれば、ブログ、Webサイト、プレゼン、サムネイルなど、さまざまな横長フォーマットで、残したい部分を切り取ることなく同じ画像を再利用できます。